2009年04月21日

9600GTの消費電力測定:その1

なぜかウチに、GeForce9600GTが4枚(正確には5枚だが)あるので、消費電力比較をしてみました、と。

ELSA製低消費電力版9600GTの結果を追加した最新版のベンチ結果はこちら


比較したのは、

Gigabyte GV-NX96T512H
(電源コネクタあり、リファレンスクロック)

PALIT NE39600TFHD52
(電源コネクタなし、カード長短い)

玄人志向 GF9600GT-E512HW/HD/GE
(電源コネクタなし、電力効率40%アップ?)

GALAXY GF P96GT-LP/512D3/LOW POWER
(電源コネクタなし、ロープロファイル、1スロットクーラー、省スペース)

以上4枚。
どれもVRAMは512MBで揃っているので、単純にパフォーマンスと消費電力の比較が出来るかと(4枚のカードの外見比較はこちら

それに、おまけでGeForce7300LE、RADEON HD4670(メモリクロック1800MHz版)、GeForce9500GTを参考比較対照として列記してあります。


ベンチに使用したマシンのスペックですが、

CPU:Core2Duo E8500(3.16GHz)
M/B:Gigabyte GA-P35-DS3R
MEM:U-MAX PULSAR DDR2-800 2GBx4(4GB)
HDD:WD RAPTOR WD740ADFD / 他HDDx2(計3台)
PSU:Antec NeoPower 450
他、Gigabyte i-RAM
OS:WindowsXP HomeEdition

使用したベンチマークソフトは、3DMark06、LostPlanet EXTREME CONDITION、Devil May Cry 4の3つ。

ロスプラとDMC4は解像度1024x768、それ以外はデフォルト。
3DMark06は全てデフォルト。

以上のソフトを走らせた際に、ワットチェッカーでシステム全体(本体のみ)の最大消費電力を測定。

そんな感じで計測。


つーわけでサクサク結果を貼っていきます。
今回から、Google Spreadseatを使って生成したグラフを使用します。
色々問題点はあるのですが、無料だしw

グラフ上での表記は、

Gigabyte GV-NX96T512H > GeForce9600GT(Normal)


PALIT NE39600TFHD52 > GeForce9600GT(PALIT)

玄人志向 GF9600GT-E512HW/HD/GE > GeForce9600GT/GE

GALAXY GF P96GT-LP/512D3/LOW POWER > GeForce9600GT/LowPower

としてあります。


まずは消費電力比較から。

system.png

傾向としては、Gigabyte GF9600GT(Normal)>PALIT>GF9600GT/LowPower>GF9600GT/GEの順番で消費電力が大きくなっていますね。
PALITのものはノーマル版に比較してわずかに低い程度ですが、玄人志向のGE版はさすがに低消費電力を謳うだけあって、20W近くノーマル版より消費電力が低い傾向にあります。
GALAXYのロープロファイル版は、LowPowerと銘打ってはあるものの、玄人志向の低消費電力版に比べると数ワット消費電力が高い傾向にあり、グラフ上ではHD4670と大体同じくらいの数値です。
また、このGALAXYのモデルは無理にロープロファイルサイズに収めてある所為か、発熱がかなり凄いです。特に、電源回路部分にもヒートシンクが設置されていますが、ここが熱くなる。
ファン口径の小ささでロード時の騒音も結構大きいです。


続いて、ベンチスコア。

3dmark06__.png

lost_planet_extreme_condition__.png

devil_may_cry_4__.png

若干誤差はあるものの、ノーマル版のGeForce9600GTと比べて、それぞれ3つの低消費電力版が横並びでコアクロックの分スコアが下がっているという感じですか。
下がってるとはいえ、どのベンチでも殆ど誤差程度で、HD4670やGF9500GTのように明らかに見た目でフレームレートが下がっている様な事はありません。



総評。

ノーマル版に比べると、電源コネクタが不要の3つのモデルは、どれも差はあれど消費電力が低いことは間違いなく、ベンチマーク上でのパフォーマンスでは、想像以上にノーマル版との差は少ないようです。

PALITのものは消費電力の観点ではお得ではありませんが、販売価格の安さ(8,000円弱)と、カード長が他のモデルに比べて短いことから、奥行きの短いケースでの運用が容易であることなどがメリットかと思います。
冷却ファンは2スロットタイプですが、ロード時もそれほど高回転にならず(ドライバが当るまでは最高回転でうるさいという欠点あり)冷却性能は満足レベルかと。

GALAXYのものはやはりロープロファイル、電源コネクタ不要、1スロットクーラー、というのが売りかと思います。
消費電力は思ったほど下がってはいませんがそれでもHD4670(メモリクロックが低いモデルと比較してですが)と同等の消費電力でパフォーマンスは従来の9600GTとさほど変わらず、HD4670を圧倒しています。
しかし、前述しましたが冷却機構が小さすぎ、冷却にはかなり無理がありますので、その辺をしっかり対策する等、省スペースケースでの運用には注意が必要かと思います。
DSCF6854_.jpg
*参考写真。ロープロファイルのため、ファン口径は相当小さい。また、カード後部の電源部ヒートシンクはかなり熱を持つ。

玄人志向のものは、やはり売り文句どおりの低消費電力が魅力でしょうか。
今回用意した補助電源コネクタなしの3つのモデルの中でも一番消費電力が低い結果が出ていますし。
しかし、クーラーが相当チャチで、2スロット消費していても恐らく冷却性能自体は1スロット品と同レベルかと思われ、また、ロード時には結構騒音がします。
DSCF6822_.jpg
*クーラー部参考写真。上のカバー部分にはファンしかなく、金属のヒートシンクは1スロット分の厚みしかない。

クーラー交換は前提かも。
販売価格がお高めというのもネックになってくるかと思われます。

しかし、補助電源コネクタなしモデルでは最強といわれたHD4670も、9600GTの補助電源コネクタなしモデルがリリースされて牙城が崩れるきっかけとなるやも。
今回の計測では、消費電力は互角、パフォーマンスは9600GTが圧倒、という結果でしたので。
遅きに失した感は否めませんが。

posted by しなま at 00:10| Comment(0) | ベンチ
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